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ネズミ組は京都での公演を終えて滋賀県彦根で一泊。朝からトラックを飛ばして帰ります。途中で寄った浜松のSA、鍵盤の感じが独特すぎて自分が何の音を弾いているかよくわかりません。



稽古場に戻ったらみんなで『おぐりとてるて』のセットなどをトラックから降ろしまして、今月もやってまいりました「うきうき朝ダンス」のお時間です。18時開始でしたが朝ダンスと言い張っています。ごめんなさい。



本日の講師はダンサーのミヤタユーヤさん。わたくし島田が何度か出演させていただいている「あやめ十八番」でも、振付を担当したり役者として出演したり小道具を作ったりと大活躍の方です。

今日は「ハイジャック犯のいる空港」というシチュエーションでの振付をつけてくださいました。2チームに分かれて互いの組の踊りを観る…という具合でした。2組がそれぞれ微妙に違う観せ方になっていて、面白かったです。



座学を含め3時間半という、長いようで短い時間でしたが、とても勉強になってとても楽しいひと時でありました。いろんなことを考えながら仕事するって大事だなあと思いました。また機会があったらいらして下さいね。よろしくお願いします。

本日はありがとうございました。お疲れ様でした。
髙野うるお 小林ゆず子 相原智枝 梅村博美

グラサンズ。朝から皆でハイエースに乗り込みまして、東名高速を下ってゆきます。天気良いです。良すぎます。

本日は浜松演劇鑑賞会の集会へお邪魔しまして、7月に行いますオペラ『まげもん-MAGAIMON』の事前ミニコンサート。こんにゃく座のソングと、『まげもん』からの幾場面かを見ていただきます。



写真はリハーサルの様子。本日は『まげもん』出演者の梅村さん、髙野さん、小林さん、島田、それに制作担当の相原さんとで歌います。ピアニストは萩さん。

これ意外とあまり多くない機会なのですが、萩さん作曲のオペラを萩さんのピアノで歌うと「ああ、作曲者としてはこういうイメージなのか」と新発見がちょくちょくあります。

14時頃から担当サークルの集会、お話と歌とこんにゃく体操と含めまして1時間ほどお付き合いいただきました。7月の本番もよろしくお願いします。

小林ゆず子 浪漫館 相原智枝

その後の会議にも参加させていただきまして、夕方にはお食事会へ。鰻の蒲焼きや浜松餃子など、美味しい物をたくさんいただいてしまいました。胃袋が幸せになりました。ありがとうございます。

萩京子 相原智枝

それから浜松のPLATEROというアクセサリー屋さんへ寄り道。こちらはロバをモチーフにしたシルバーアクセサリーを色々と取り揃えておられるお店なのです。

梅村博美 萩京子 相原智枝

萩さんはペンダントをゲットされたようです。胸元に輝く銀のロバ。きっとただならぬ幸運を運んできてくれることでしょう。

歌って食べてショッピング、いやあ浜松を堪能しました。7月にまた来るのを楽しみにしています!
そういうわけで、行ってきました。
吹田さんくすホール。

北野雄一郎、沖まどか、小林ゆず子、泉篤史からなる、F4《荒野のフォーファーマーズ》による「とり年だよ!全員集合!~大阪来ちゃったコンサート~」です!ピアニストはもちろん湯田亜希さん!

昨年末に公演して大好評だったこのユニットによる大阪進出コンサート、偶然私たち「銀のロバ」組も公演で大阪にいるとなっては、行かないわけにいきませんからね!



受付ではこんな可愛らしいプログラムとチケットが配られていました



今回の会場はこの、吹田さんくすホール
普段は展示などに使われている場所のようで、こんな風にコンサート会場に変身させることはなかなかないらしく、ホール関係者と思われる何だか知らないいろいろな方々が、珍しそうに開場前にホールを覗きに来ていました。
こんにゃく座はどんな場所もオペラハウスに変えてしまいますからね!!


第1部はソングのステージ。
年末のコンサートでの北野雄一郎氏による不思議なセミナーのストーリーも私は大好きでしたが、今回は出演者の自己紹介やコンサートの背景となる話を交えての構成で、初めてこんにゃく座と出会う方も落ち着いて楽しめたのではないかと思います。
「つまさききらきら」の楽器隊のオルゴールのような動きとか、「わたしのすきなこなひきさん」や「私の青空」の、ソロで始まったところからみんなが入ってくる感じとか、好きだったなー。



「せんねんまんねん」でヘビをワニがのむ!



「雨」に唄っています



後半は、オペレッタ「庭にはニワトリ二羽にワニ」。
やっぱりこの作品、本当に面白い!
演じている人たちもパワーアップしていて、客席も大いに笑い楽しみ大盛り上がりでした。



ちゃんと4人写ってますよ…!



大団円



アンコールでは、お客さんを巻き込んでの「にわにわにわとりにわにわに」!
みんなで振付を覚えて一緒にやって、ノリノリ!!
とっても楽しいコンサートでした☆☆


素敵に愛の溢れるあかりで舞台を照らしていたのは、私もゴーシュの旅でとんでもなくお世話になった奥山愛弓さん。操作盤から舞台はちっとも見えなかったのに、ぴったりにてらしていて、え、一体どこに目があるの…!?と信じられない気持ちになりました。すごすぎです…!!

私も僭越ながらクロコの衣裳の帯を結んだりなどさせてもらいまして、奥山愛弓さんやピアニスト湯田さんに衣裳が立派だと褒めていただきまして、幸せな気持ちでした。島田大翼氏のデザインはやっぱりとっても素敵☆年末に縫ったこの衣裳たちがまた日の目を見られてとっても嬉しかったです。



集客にご尽力いただいた近藤初代さん(右下)、濱田有美さん(左端)、吉田本子さん(中央下)




ロバ組とも記念撮影☆


F4のみなさん、おつかれさまでした!!


旅公演のお稽古もなく、静まり返っている稽古場。
と思いきや、コケコッコー!ゴロゴロゴーン。。。。と何やら奇妙な声が…(笑)


そう、我らがF4〈荒野のフォーファーマーズ〉が大阪公演「とり年だよ!全員集合!~大阪公演来ちゃったコンサート~」のお稽古が行われているのです!!


写真は去年の公演より♪

去年の年末に大盛況で幕を閉じた、F4の大阪公演が迫ってまいりました。
お稽古もどんどん熱が入る!!
前半のソングのステージは一部リニューアルをして、新鮮に!
後半のオペレッタ「庭にはニワトリ二羽にワニ」は、前回からさらにパワーアップして皆様の元にお届けにあがります!
限られた時間の中、前回気が付かなかった新しい発見をしたり、大笑いしたり、かと思えば真剣にソングと向き合ってお稽古を重ねています。
これは面白くなる気がしてなりませんよ!前回見逃した方は、この絶好のチャンス、逃すべからず!!

それでは、稽古場風景をちょこっとご紹介♪


復讐に身を燃やすニワトリの兄妹たち


お互いを思い合っているのに歯車がかみ合わないワニと飼い主


ん。。。これは?何だか楽しそう(笑)


舞台の形や使い方も前回とは違っていますので、前回ご覧になった方も飽きることなく楽しんでいただけることでしょう!!

そ~なんだ。ちょっと興味あるな~。観てみたいと思っていたんだよな~。…と思っているそこのアナタ!
まだまだ間に合います。

2017年5月17日(水)19:00start♪♪♪
『とり年だよ!全員集合~大阪来ちゃったコンサート~』
@吹田さんくすホール
(JR吹田駅 徒歩1分)

お申し込みはコチラより↓↓
044-930-1720(オペラシアターこんにゃく座:平日10:00~17:00)
又は
wasurenaide.f4@gmail.com(F4)


F4一同、アナタからのお申し込みをお待ちしております!!!!

4月23日(日)、年に一度のこんにゃく座恒例 “うた会” が行われました!
座員それぞれが、思いの丈を歌うのです。その時間は、なんと5時間!!“知る人ぞ知る○○のうた会”などと、囁かれることもあるそうで…
スタジオには、たくさんのお客様がいらして下さりました。本当にありがとうございます。

トップバッターは、入座2年目の大久保哲。我が先輩、通称“ジャイアン”さんです!
昨年大好評だった、Y字バランスでの自己紹介から、今年はさらにバージョンアップし、Y字バランス&前転&T字バランス!!
その動きは、しなやかでスピーディ。速すぎて残念ながら写真におさめることができませんでした(涙)


「欠陥」 元気がたくさん溢れていました。
お客様もジャイアンさんから元気を受取られたように見え、会場がぱっと明るくなって、スタートしました。


北野雄一郎 「はじめの歌」


ミュージカル部(豊島理恵・彦坂仁美・西田玲子・沖まどか・熊谷みさと・飯野薫・大久保藍乃・大久保哲)
みんな猫になって登場!
歌詞はこんにゃく座ならではの楽しい歌でした♪


私たち新人も初参加し、1曲ずつ歌いました。
これからどうぞよろしくお願いします。

荒井美樹 「ちょうちょうさん」


白石静香 「ジャスト マイ サイズ」


ふわぽよ(沖まどか・川中裕子) 「はじめて汽車がとおったとき」
テンポ良い会話が方言で進み、なんとも絶妙♪素敵な味が繰り広げられました。


泉篤史 「地球は水の惑星」
歌う直前に、なんと500mlの水を一気飲み!歌もとても潤っていました。


富山直人・鈴木あかね 「かはばた」


沢井栄次 「ポリシネルの歌」 『病は気から』より(リコーダー・熊谷みさと



女性全員+α 「買い物ブギ」
久保田由佳里さんが生前に“歌いたい”と話をしていた曲です。
天国の由佳里さんへ、心を込めて楽しんで歌いました。


鈴木裕加 「伯爵夫人のアリア」 オペラ『フィガロの結婚』より
伯爵への憎愛が滲みでていました。


シマアユ(金村慎太郎、沖まどか、小林ゆず子、泉篤史) 「朝のパン」より 冠 花 種子


大久保藍乃 「まど」


島田大翼 「ヴェル・エール〜空白の瞬間の中で〜」


岡原真弓 「さよならこんにちは」
小林夏衣さん作曲、ピアノも夏衣さんが弾いて下さりました。
夏衣さんは、昨年のオペラ塾公演 『森は生きている』で、ピアノを弾いて下さりました。
オペラ塾での出逢いにより、二人での演奏が実現しました。


オールスターキャスト(全員) 「みるく世がやゆら」
うた会 ラストは、沖縄の高校生 知念捷さんの詩に、萩京子が心を打たれて作曲した曲です。
“みるく世(ゆ)がやゆら”は、“平和でしょうか”という意味。
みるく世の素晴らしさを未来へと繋げていけたらと、全員で歌いました。

他にも、うたがたくさん‥♪♪


うたの後は、お客様との楽しい宴でした。


蟹剥きのエキスパート 齊藤路都
みんなで美味しくいただきました!!


普段の公演やコンサートではなかなか聴くことのできない、座員一人ひとりの個性を垣間見ることのできる会になったのではないでしょうか。
一人ひとりの歌を、お客様が楽しんで聴いて下さって、うたの後には楽しくお話‥なんて贅沢で素敵な時間なのでしょう!

今年も座員一人ひとりが、魅力溢れるうたが歌えますように!
今年もこんにゃく座をよろしくお願いいたします!​


写真:壹岐隆邦
行ってきました。座・高円寺。あやめ十八番第八回公演、「ダズリング=デビュタント」なのです。

同じ台本、同じ舞台、同じ曲で、キャストと衣裳と編曲が違う、『西洋画版』と『日本画版』を入れ替わりで上演するという、とんでもない公演でした。

そのとんでもない公演に、我らが島田大翼氏が出演するというので、これはもう行かないわけにいかないのです。



島田さんは、『西洋画版』では「医師」、『日本画版』では「妻」の役でした。

ざっくり言うと、「医師」は主役的な存在で、ある時代にヌイエという村で万延していた「柘榴痘」という病気の治療法を探っている人。
そして「妻」は、その柘榴痘患者で、夫と共にダズリング家の地下に閉じ込められているという人でした。

あやめ十八番
「ダズリング=デビュタント」日本画版キャスト

私は『日本画版』を先に観たのですが、なんというか、色々衝撃的でした…

広い舞台が段差のある空間で仕切られ、視点が次々に移ってぐいぐいとお話が進んでゆきます。
「翻訳劇のようにしたかった」という台本演出の堀越さんの言葉どおり、難しい台詞回しと覚えにくい名前だらけなのですが、なんて言ったらいいのか…とにかく面白くて。
『西洋画版』を基本にしているので、下駄をブーツと言ったり着物をドレスと言ったり、ちょっと不思議な気持ちになる部分があるのですが、それを不自然に感じないようなお芝居なので、後から更に不思議に思うのです。
そして、日本画版ではキャスティングの性別もあべこべだったりして、男性が女性を、女性が男性を演じていたりもするのですが、それも、最初はちょっと混乱するのですが、段々なんだかそれが当たり前に思えてくるので、やっぱり後から「なんでだろう…」と不思議が増すのです。

第一幕の終わりの方でクライマックスがあって、お話が終わってしまう!と思ったのに、第二幕が始まったら、またどんどん展開して、どんどん引き込まれて、一体本当に堀越さんの頭の中はどうなっているのか、すごすぎて、どうしたらいいのかわかりませんでした。あんな絡まって複雑なのに見やすくて引き込まれるお芝居どうやって創るんでしょうか。

島田さん演じる「妻」は、とても可愛らしくて、儚げで、後ろ姿なんかもう女性そのもので、なんだかドキドキしました。娘を守ろうとするところや、とんでもない騒動の最中に夫に「お帰りなさい」と言うところなど、胸が締め付けられる思いでした。劇中でうたう歌はどこか懐かしくて、切なくて、島田さんも、作曲の吉田能さんも、やっぱりすごい人だなあと改めて思いました。

あやめ十八番
「ダズリング=デビュタント」西洋画版キャスト

『西洋画版』は、こちらを基本にしているだけあって、なんというか、しっかりした感じ。
配役も、みんなぴったり!と思わせてくれるし、衣裳も装置もみんなぴったり!と思わせてくれるし、日本画版と違うけど同じで、同じだけど全然違って、これまた面白いのです。
同じ台詞でも、言う人が違って、音色や間が違うと、こんなに面白くなったり、儚くなったり、深刻になったり、色々変わるんだなあと改めて思いました。
先日までこんにゃく座で上演していたオペラ『タング-まほうをかけられた舌-』でも毎日「やる人がちがうと全然違って見えて面白いなあ」と思っておりましたが、やっぱりそうなんだなあ!と改めて思うのです。


そして音楽がとにかく格好良くて、入ってくるタイミングも「そう!ここ!!!」みたいに思うところで、本当に吉田さんすごいな!!と心奪われていました。全てを掻っ攫っていく音楽。毎回思うけど、あんな曲が本当にどうやって生まれてくるんだろうと不思議でたまらないのです。頭の中どうなっているんでしょうか…教えてください…天才なんですか…


しかしそしてこの『西洋画版』、島田さんは全く楽器も歌もやらないのです!なんてこった!うた役者ではなく俳優。本当にお芝居だけで舞台に立つのは、島田さんにとって初めてのことだったそうです。こんにゃく座にいるということは歌うのが仕事なのですから、確かにそりゃそうなんですけど、そうなんですよね。まさに俳優デビュタント。すごいことです。しかも主役。格好良すぎです!!

なかなか治療法が見つけられずに苦悩するところは悔しさがビシバシ伝わってきたし、両親を失った「娘」に特効薬を持って来るのが遅すぎると責められた時の「うん……うん……」という相槌は、切なくて、温かくて、苦しくて、攫っていかれそうになりました。ただ腰掛けて話を聞いているところも絵画のようだったし、軽口を叩いているところなんかとても面白くて、声もこんにゃく座の島田さんの役所ではなかなか使わないような低めの美声で、新鮮に惹きつけられました。


なんだか興奮しすぎて伝えたいことがちっとも文章にできてない気がしますが、とにかく振付も格好良くて、素敵な舞台でした。ありがとうございました!


そして、このダズリングデビュタントの公演は、4月23日まで…

みなさんお気付きでしょうか…

そう、うた会の日なのです。

『西洋画版』で千秋楽を迎え、その後猛ダッシュでこんにゃく座へ戻ってきた島田さん。


戻るや否や倉庫でひっそりうるおさんと合わせ…なんとギタリストもやるのです。


更に1人でなんか練習してる…


島田さんの歌った歌はMALICE MIZERの「ヴェル・エール~空白の瞬間の中で~」。

衣裳もぴったりでした。


本当におつかれさまでした!
路都さんのソロコンサートがありました!

4月に入ってから、路都さんと会うといつもピリッとした顔をしていらして、コンサートに向けてどんどん路都さんの気が高まって行くのを感じました。

前半はソングのステージ。後半は芥川龍之介原作、林光作曲の『藪の中』でした。
2008年初演の『そしてみんなうそをついた~芥川龍之介「藪の中」による』は、以来、誰にも公演されていなかったとのこと。
こんにゃく座の数々の作品の中から、この作品を選ぶ路都さんのセンスに、さすが文学好きの路都さんだな!っと思いました(・∀・)



前半はソングのステージ。
最初の曲は林さんの「こどもと本」。
かわいらしいこのソングから始まりました。
その後は、読書好きの路都さんによる、本とそのソングとのエピソードを交えながら1曲1曲プログラムが進みました。
後半は、なんと万葉集や古今和歌集などから作曲されたソングが並びました。
路都さんによる、丁寧なソング一つ一つのお話しも面白く、聞き応えたっぷりなソングのステージでした。


衣装は、『ちくちくキモノプロジェクト』によるピンクのドレス。
空調のせいか演出のせいなのかわかりませんが、袖がヒラヒラと揺れて、とても素敵でした。


休憩を挟み、後半はついに『藪の中』。
メインとなる3人を一人で演じ分けなければいけないということで、この作品を一人で演るにはかなり大変な作品だったと思います。




シンプルなセットに、機敏に動く路都さん。そして霧に照明。
とても一人で演じているとは思えないほど、世界が広がっていました。




動きも歌も、今まで観たこと無かった路都さんがそこにいて、ただただ圧倒されてしまいました。
本当に本当にかっこ良かったです。

迫り来るオペラのステージが終わると、アンコールとして歌ったのは、1番最初の「こどもと本」。
同じ曲なのに、その歌詞が最初とはまた全然違って聴こえてきて「あぁ、このコンサート1部と2部を通して、路都さんの舞台なんだなぁ」っとすごく感動してしまいました。
こんな風に、自分自身をソロコンサートという形で作れる路都さんは、本当に素敵だと思いました。



本当に本当にお疲れさまでした!
素敵な舞台を、ありがとうございました!


写真:姫田蘭さん
25・26日、オペラのワークショップ中級編が開催されました。講師は岡原先生、ピアニストは江川さん、助手は私。

募集してすぐ定員に達してしまったこのワークショップ、どんな方達が集まったかというと、オペラ塾に参加している方、これまで夏のワークショップやこども塾に参加している方、こんにゃく座のワークショップは初めての方、親子で参加、双子で参加だったり。
年齢は最近中学を卒業したばかりの子から、人生の酸いも甘いも知りつくした方まで本当に様々!!
大阪、名古屋、栃木からなど色々な場所から集まってくださいました。

まずは自己紹介から。
そして少しこんにゃく体操をして、そしてオペラのシーンをやっていきます。
今回は事前に送った3つの課題(①オペラ『ロはロボットのロ』よりテトと魔女のシーン②オペラ「ピノッキオ」よりキツネとネコのシーン③オペラ「フィガロの結婚」よりマルチェリーナとスザンナなのシーン)から自分のやりたい役を選んで覚えてきてもらいました。
中には全部の役を覚えてきた方も!!素晴らしいです!!

テトと魔女のシーンでは男性の魔女が登場しびっくりだったし、キツネとネコのシーンでは、キツネは関西弁ネコは名古屋弁で台本に書かれているのですが、ネイティブ関西弁とネイティブ名古屋弁でのやり取りが聞けたり、マルチェリーナとスザンナのすごい戦いを見れたり、個性的な方々ばかりでみんなちがってみんないい!!!











岡原先生の指摘や、みなさん、この役はどんな人なの?とかこう言われてどう思うの?という質問で中身が詰まってくると、どんどん変わっていきます。
組み合わせが変わるとその相手の出方によって、前よりも感情や声が飛んでくるようになります。
ネコのことが大好きなキツネがいたり、社長と部下のようなキツネとネコがいたり、この組み合わせだから生まれる面白い空気感もありました。
こんな表現の仕方もあるのかと沢山の発見があったり、私も助手をしながらとっても勉強になる時間でした。
2日目の最後に各自準備してもらった衣裳をつけて発表し、岡原先生のコメントをもらう時間がありました。
2日間という短い時間でしたが、ちゃんと稽古したことがそれぞれ積み上がっていたし、みなさん生き生きとしたとってもいい顔をされていました!!



5月からはオペラ塾がはじまりますし、来年度もワークショップがあります。今回参加されたみなさんにまたお会い出来たらとっても嬉しいですし、まだ参加したことない方も是非是非お待ちしております!!
普段の生活では出会えない自分や仲間に出会える素敵な場所ですよ!!
キラリ☆かげき団第11回公演
あちゃらかオペラ「夏の夜の夢」 ~嗚呼大正浪漫編~

今年もやってきました、キラリ☆かげき団公演。
今年はなんと「夏の夜の夢」大作です!!

役どころは、
人間界の恋人たち、職人。
妖精界の王と妃、コダマたち
ちょいと個性的なコダマのガタロです。

図にするとこんな感じ。(写真)
 
登場人物もシーンも多いので、稽古しても稽古してもまだまだあって、どうなることやらと実は途中ちょっとドキドキしていました。

職人さん達は人生のベテラン揃いです。
「こんなに稽古してもして大丈夫かな、、、」という私の思いをよそに、パワフルな演技?いや素?でお客さんの笑いをどんどん引き出します。

恋人さん達は、今までとは違う役柄や課題にギリギリまで真摯に向きあって一気に花開きました。そういえば、裏で打楽器を叩くシーン、萩さんに「もっと色っぽく!」と言われ、色っぽい太鼓に悩んでいましたね(*^▽^*)

公爵と弥生さんのラブラブシーン、

  ヤマトの苦みばしる笑顔、カスガの母性を含むやわらかさも見どころでした。

コダマちゃんたちは、ハーモニーや集団芸、諸々のことみんなで悩み悶え頑張った分、まとまりが出て、美しかったです。

髪型にもこだわって、演出の立山さんや、岡原さんが髪のセットやメイクを手伝い、楽屋は美容室と化しました。

そしてガタロくんの最後までお稽古し続ける姿に感動してしました!

どのグループもガガッと上がる瞬間があり、そこからメキメキ変わっていき、これぞ「あちゃらか」なオペラが誕生しました。
楽士さんと演出サイドのメンバーは密かに涙です。

本番の様子を一部ご紹介します。




お客さまは大いに笑い、清々しくお帰りになられ、来年も観たいねとおっしゃっていました!


また来年!!楽しみです!!!
 
 鈴木裕加(演出助手)

撮影:姫田蘭(舞台写真、集合写真)
久保田由佳里が2月21日、永眠しました。
56歳。すい臓ガンでした。

私は久保田由佳里とは一年違いの入座でした。私が1988年。久保田由佳里が1989年。
と言っても、彼女は私が入る前から座の研修所にいて座の本公演にゲストで出演して
いました。結局入座するのは私より後だったのですが、年齢も少し上で、落ち着いて
いるのでいつもお姉さん的でした。

私は大阪から出てきた頃、梅村博美や久保田由佳里や座に関係する沢山の人がいる浜
田山の女子寮みたいなアパートに住みました。共同生活が初めての関西人の岡原はな
にかと暴れていました。そんなとき久保田由佳里はニッコリ話を聞いてくれました。

『セロ弾きのゴーシュ』を、文化庁の芸術祭参加として都市センターホールで公演す
る時、座員がほとんど旅に出ているので、公演の制作を、新人である私、久保田由佳
里、石川貴美子の3人でやりました。公演の翌日にチケットの集計をしていて大混乱
して、疲れはてた時に3人で食べた〈ちからうどん〉の味は今でも忘れられません。

『魔法の笛』の初演の時です。小道具係だった私は、演出家に酷く怒られて楽屋で

ぎゃあぎゃあ泣いていました。そんなとき久保田由佳里は朝まで一緒に呑んでくれま
した。

歌役者が担うこんにゃく座の制作マネージャーという旅のシステムは私と久保田由佳
里で作り上げました。

久保田由佳里は、子作り宣言をして座の舞台からは降りても、演出助手をやりつづけ

てくれました。元さん(山元清多さん)が演出の時は、元さんはすぐ甘い物を食べ過
ぎてしまうので、野菜スティックを用意します。元さんはそれをボリボリ食べながら
演出してくれました。プラハの河童の伝説の話もきゅうりをボリボリ食べながらして
くれました。

久保田由佳里は子供ができてからは座の活動は少なかったけれど、おぺら小屋の編集
やファンクラブの事はずっとやり続けてくれました。40周年誌の編集も大奮闘してく
れました。

葬儀の時に、たくさんのママ友が来ていて、ああ由佳里は違う世界でも信頼されてた
んだなあとシミジミ思いました。
とにかく、弱音を吐かない、余計な事は言わない、素晴らしく気配りの出来る人でし
た。だから、病気の事も座員以外には内緒で、座員にだって辛くても辛いとは一切言
わず、平気な事を言ってました。

お別れがあまりにも突然でまだ受け止めきれていませんが、それでもこんにゃく座は
進まねばなりません。亡くなった日もタング組は連日稽古でしたが、夜にみんなで霊
安室で歌いました。ロボット組は葬儀に出たあと、稽古して旅に出発しました。銀河
組も稽古が始まりすぐに旅です。

私はキラリ☆かげき団で萩さんとひろかと稽古しています。キラリ☆かげき団は久保
田由佳里の最後のオペラ出演となった2014年の『にごりえ』を上演した団体です。

『ネズミの涙』のおっかあ役、天竺一座のスズの台詞にあります。「しけたつらして
んじゃないよ、また旅にでなくちゃなんないんだよ」
由佳里、これからもみんなで頑張るよ、空からみていてね。
本当にありがとう。安らかに。

1996年オペラ『夏の夜の夢』
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