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9月3日から13日まで俳優座劇場で上演されました歌芝居『魔法の笛』、連日満員のお客様に迎えられ、無事に幕をおろしました。

こんにゃく座 魔法の笛

みなさまへの感謝を込めて、千秋楽までの日々を写真で振り返ってみたいと思います。


7月末の音楽稽古から始まった『魔法の笛』の日々。

稽古が始まるや否や、7月31日にはなんと稽古場に装置を組んでしまいました。



舞台監督の八木さんから軽く説明があったのち


楽屋部は布を切ったり縫ったりして


仮のカーテン作り。


力持ちは装置を組み立て


あっという間に…


できた!


「♪雲の隙間から~」ってそれ洗濯物じゃないよリン…じゃなくてパパゲーナ


こんな風にして組み上がった装置で、8月はとにかく毎日お稽古お稽古!


パパゲーノはパパゲーナと格闘し


夜の女王は消臭剤を武器に現れ


やがてその武器は水鉄砲に進化を遂げます。


奴隷たちは宙釣りになり


振付のうんさんと共に蜘蛛の巣を研究。

この奴隷たちの鎖で


事件が起きたり

豊島理恵
こちらの女王はちょっと違った「女王様」に変身したり。


幕裏には怪しげな黒覆面が現れたり


わらび舞妓ちゃん


釣り人がやってきたことも。




夜の女王の侍女や


少年たちや、たくさんのチームで取り合いになった稽古場。


追われた僧侶たちはお茶場で稽古したりもしました。



倉庫では演出部が小道具やかぶり物を作り


楽屋では衣裳部とお手伝いの出演者が衣裳やカツラを作り

そうこうしているうちにカーテンは本物になり、後ろに設置される可動式の台も出現し、あっという間に劇場入りの日がやってきます。


みんなで力を合わせて仕込み!


裕加さんは色ぬり。


理恵さんはトラック番。


楽屋ではなんと、演出の加藤さんと振付のうんさんが動物たちに命を吹き込んでくださっていました。


そして舞台も…


できた!



この演目は、メイクや衣裳がいつもに増して特徴的で、「○○みたい!」という言葉が飛び交った日々でした。

小林ゆず子
すみれ(石田純一の娘)に似てる!と騒がれる中、演出家には「すみれより小林の方がずっと良い!!」と可愛がられた本公演デビューのゆず子さん

高野うるお
『火花』を持たせたら誰よりも似合うだろうモノスタトスさん

西田玲子
メイクをするとどうも何かの虫に見えてしまうこの方の


触角…じゃなかった、眉毛のぬり絵が流行ったり


自身を「マユミデラックス」と名付けたこの方は例によって他人の衣裳に大変興味を示し


恐ろしメイクのまま羽根を生やしたり


可愛いワンピースを無理やり着たりしていました。

熊谷みさと
ある日、からかさ小僧が現れて


妖怪が増殖


劇画調の2ショットがあったり

島田大翼
アヌビスがラッパを吹いたりもしました。

そうそう、この『魔法の笛』、ピアノは寺嶋陸也さん、バイオリンは山田百子さんと手島志保さんが交替で、フルートは姫田大さん、クラリネットは橋爪恵一さん…と、なんとも豪華な楽士さまの強力な音楽布陣だったわけですが、


「シカネーダー楽団」と呼ばれる(と知ったのは「おぺら小屋」を読んでからですが)、座員による楽団も結成されておりました。


舞台袖で金管楽器を吹く人々


中学時代の部長の血が騒いだ人に

金村慎太郎
ジャケットプレイのイケメンも。

表に裏に、みんなで力を合わせた公演でした。


長老として立派な歌声を披露し、稽古では代役のザラストロでびっくりするほど見事な低音を豊かに響かせていたテノール歌手の茂さんも、ある場面では鹿使いのおじいちゃんになったり。


毎日支え合い高め合い、強大なソロ曲の重圧に見事打ち勝ったAB型の女王様方


毎日慰め合い励まし合い、実在した天才を見事に表現した兄弟のようなモーツァルトさんたち

川中裕子 田中さとみ
可愛さと色気と戯けの絶妙なバランスでお婆ちゃんから魅力的な少女に見事変身したパパゲーナたちに


いつだって自分というものを失わず決然と独自路線を貫くタミーノたち。

一部分ダブルキャストというのはなかなか大変なことも多かったと思いますが、悩みを共有できる人がいることは、きっと大きな力になったはずです。

チームとして存在した人々も然り。

岡原真弓 西田玲子 大久保藍乃
カラフルでボリューミーな衣裳にド派手なメイクで子供のみならず大人をも絶句させたエロスな侍女たち

小林ゆず子 熊谷みさと 沖まどか
美しい音楽に心奪われトライアングルに捕らえられ朝から晩まで隙あらば稽古した子供のような大人の少年たち


面白さと恐ろしさ、軽やかさと重厚さを併せ持った、通常では考えられない豪華な面々の奴隷・僧侶たち

チームで何かを作るというのは、もどかしくも楽しいことで、一人ではたどり着けないところにひょいと飛んでいけたりして、なんとも面白いものが生まれていました。


原作の『魔笛』には登場しない、シカネーダー、シカネーダーの妻、シカネーダーの弟も、チームと言えるかは謎ですが不思議な3人組で、モーツァルト役同様、こんにゃく座の『魔法の笛』ならではの魅力的な存在です。その3人組が劇中で演じたのが、

大石哲史
紅いお鼻が特徴的で、剽軽で親しみを感じる動作のなんとも言えない可愛らしさが人気だったパパゲーノに

梅村博美
以前演じていた凛々しいタミーノから、可憐な少女へと見事変貌を遂げたパミーナ、

高野うるお
厳格な「シカネーダーの弟」が演じる小者感がどうしようもなく可笑しかったモノスタトスでした。


多田羅迪夫
そして、ゲストとしてザラストロを演じたのは、こんにゃく座創立メンバーであった多田羅さん

劇場中に響き渡る声量と、今のこんにゃく座とはまた違った角度からの「言葉」へのアプローチは、色々なことを考える機会を与えてくださいました。


今回の『魔法の笛』は、24人の出演者と5人の楽士さんで、11日間の公演をお届けしました。
こんなにたくさんの出演者が快適に長い公演をやり切れたのは、裏方として力の限り支えてくれたひとたちのおかげです。


舞台監督の八木さんの背中が、それを物語っているような気がしました。

演出部に衣裳部、制作も、それぞれの仕事をやり切って、本当にみんなで力を合わせて創った舞台でした。

こんにゃく座3回目の『魔法の笛』本公演を、満員のお客さまに観ていただけたことは、私たちみんなへの何よりのご褒美です。

千秋楽では、トリプルコールを終えても拍手が鳴り止まず、なんと終曲をもう一度歌わせていただくという驚きの出来事もありました。
あんなにも拍手を送り続けてくださったお客さまに、たくさんのありがとうをお返ししたいです。そしてその思いに少しでも応えていけるように、もっともっと魅力的な作品を創っていきたい!と決意を新たにして、2015年の歌芝居『魔法の笛』は幕を閉じました。

『魔法の笛』に関わってくださった方々、応援してくださった方々、そして会場に足を運んでくださった方々に、深く感謝します。



ありがとうございました!!







写真:姫田蘭さま、こんにゃく座員
文章:熊谷みさと







公演が始まって8日目の10日は♦️組の公演でした。私の役パパゲーナは二幕にしか出ません。なので、序が終わると一幕終わりの合唱まで休憩なのです。今までこんにゃく座の公演で本番中こんなゆっくりすることないので逆にソワソワしてます 笑
では、本番中の裏側を。

序が終わってみんな着替えていなくなってしまった楽屋で、パミーナ梅さんとパチリ



続きまして、
休憩中。
梅さんのお隣の席に夜の女王りえさんがやってきて


台詞合わせの写真でしたー。

二幕お婆ちゃんから変身後、舞台下の通路に降りてみるとの隅っこでなにやらブツブツ


モーツァルトしんちゃんが長台詞を確認してます。

そしてしばらくすると、


かわいい三少年が駆け降りてきます!!


公演が終わった楽屋では


今回衣裳部の花さんが衣裳の丈を直してくださってます!!

そして今日は一足お先に楽士の手島さん千秋楽でした。


終演後のさわやか笑顔いただきました♩


今日は最前列に4歳のお客様の団体が、時折聞こえる子供の笑い声の可愛さに袖でキュンキュンしておりました。

劇場にはいられるとすぐ前に販売ブースがあります。


今回のオススメ新商品は!!コットンバック缶バッチ、そしてこんにゃく座のソングCD世界は劇場!!そして今回のオペラ小屋は100号を記念してCD付きです!!

是非是非こちらにお立寄りお買い求めください!!

残すところ後3日4公演です!お客様の声を力に最後まで駆け抜けますよー!!

女子楽屋にて…「昇り竜!」「私はVサイン♪」なんとも縁起の良さそうな単語が聞こえてきた。
何の話かしら?聞いていると、夜の女王さまとダーメさま達の眉毛談義でした!楽しそう☆

じゃじゃん♪


思い入れのある眉毛にもどうぞご注目あれ☆


そして今日も仲良く互助会☆な夜の女王さまたち。


今回ダブルキャストで出演しない日も、みんな裏で色々と動いております!夜の女王さま達は本番中はお互いの着替えをお手伝い。


まだまだステージは続きます!
お客さまの反応で色々な事に気付いたり、力を頂いたり…幸せな時間を過ごさせて頂いています!


最後まで、頑張るぞ〜‼︎
お客さまに益々楽しんで頂けますように☆




*まり*

『魔法の笛』2日目です。でも私たちダイヤ組にとっては今日が初日!朝から気持ちが落ち着かず、バタバタしておりました。振り返ってみると…

〈9/4一日のスケジュール〉
11:00劇場入り
11:30昨日の本番のダメ出し
12:10準備、休憩
13:00ゲネプロ(本番通りのリハーサル)開始
16:00ゲネプロ終了
16:15ゲネプロのダメ出し
17:00準備、休憩
18:30本番!
21:30終演
22:00退出(時間厳守!)

終わってみるとあっという間だったような。お疲れさまでした!

私が今回やらせていただいているタミーノ王子ですが、その歌は大変美しく、かつとても難しいです。今の私の実力以上の歌を歌わなくてはいけません。最終日までノドの調子をキープしつつ、より素晴らしい歌をお聞かせできるよう、毎日精進いたします。劇場で、お待ちしております!





〈最後に〉
わたくしごとではありますが、私にとって、今回の公演は11年ぶりのこんにゃく座の本公演の舞台でありました。

今はもうただただ感無量で、ありがとうございましたのひと言に尽きます。

もう一度座に戻ることを許してくれた座員のみんな…。暖かい拍手をくださったお客さま…。本当に、ありがとうございました。

今年に入って、やっと、「劇団でやることの意味、大切さ」が少しずつわかってきました。『ピノッキオ』ツアーと、この『魔法の笛』の稽古場のおかげです。

いままでなんだったんだとお叱りを受けるかもしれませんが、私は本当に独りよがりで、自分勝手に歌い、演じていたんです。その愚かさ、恥ずかしさに、やっと、少しずつではありますが、気づくことができるようになりました。

まだまだ未熟者ではありますが、これからも歌い、演じ続けて生きたいです。どうぞよろしくお願いします。
9月3日
本日歌芝居『魔法の笛』無事に初日を迎えることが出来ました‼︎
今日も朝から舞台さん、照明さん、衣装さんとギリギリまで作業を続けてくださっていました。本当にありがとうございます‼︎

そしてこの方、この公演の制作チーフナナ子さま。朝早くからお疲れ様です。。。


ん⁇今日は素敵なピアスだなと思ったらなんと‼︎舞台装置とおそろいではないですか☆聞くところによるととっても器用な座内衣装部の高岡がベニヤで作成したという‼︎すごぉい(≧∇≦)みんな欲しい欲しいと大騒ぎでした笑


さて役者は午後からゲネプロに合わせて劇場入り。私は実は今日が本公演デビューだったのです。お家にいても落ち着かないし早めに劇場に入ってこんにゃく体操したり早々にメイクをしたりとそわそわしてましたf^_^;

13時からゲネプロをやってダメ出しを聞いていよいよ初日の幕開け。。。
お客様が入ると空気が全然違う。ふっと緊張したり緩んだり空間が呼吸してるみたいでした。そんな素敵な空間に私も上手に乗れたかな⁇何年もファンとして見てきた座の舞台に初めて上がれた今日は私の記念日です。

まだまだ13日まで公演は続きます。お客様からパワーをもらって千秋楽まで成長しながら進んでいけるように毎日新鮮に舞台に臨んでいきたいです‼︎
ありがたいことに明日からの公演はチケット完売の日も多いのですが。。。どの日も当日券少しはご用意できます‼︎ぜひこんにゃく座の魔法の笛見に来てください☆




2015年9月1日(火)、2日(水)

この2日間は、俳優座劇場にて「魔法の笛」の舞台稽古でした。
劇場の舞台で、照明を入れて各場面、確認していきます。
歌や器楽の聞こえかたに神経を使います。
今回は意外に良い響きのように感じ、ホッとしました。
ロビーでは、衣裳の最終仕上げが行なわれます。
劇場ロビーが衣裳プランナーの太田雅公さんの工房になります。
チラシの挟み込み作業も行なわれます。
今回は3000枚の挟み込みだったので、4時間以上かかったようです。

楽屋では、演出の加藤さんが、小道具の動物の色づけ中。



今回は4つの役がダブルキャストで、それぞれ♣︎組と♦︎組と呼ばれています。
1日は♣︎組の場当たりと通し稽古。
2日は♦︎組の場当たりと通し稽古が行なわれました。
初日のゲネプロ前に、これだけ通し稽古ができるのは、ありがたいです。

舞台装置、衣裳、照明一丸となって、とてもステキな「魔法の笛」が生まれようとしています。

おかげさまで、今回はとても売れ行きが良いのてすが、初日にはまだ余裕がありますので、まだチケットお求めでない方、どうしようかな?と思っていらっしゃる方は、ぜひ初日にご来場ください!

萩京子

さあやって参りました、お馴染み俳優座劇場!
そして劇場入り後の日記担当でお馴染みになりつつある壹岐隆邦です。こんにちは。

朝9時に集合して、4tトラック2台とハイエースに詰め込まれた荷物を馴れた手つきで下ろします。
私はそのままトラックを座まで運び、劇場に戻ってきたら、舞台装置はほぼ組み終わっていました。

お昼休憩を挟んで、午後はたくさんの細かい仕事が待っています。

こちらで色を塗っているのは、昨日今日と手伝いに来てくれた石川くん。


すっかり座に馴染んでいます


みんなで手分けして小道具を色とりどりに


こちらは彩り豊かな舞台部の人たち


もちろん黒だってあります


手まで真っ黒!
そして奥のほうには……


ティンパニが控えています(注※シンバルは控えていません)


色を塗ったあとは、


舞台部同期が仲良く手洗い♪


私はというと、


口を糊したり


鼻を突いたり


目の色を変えたり

ということに手を染めていました。

そんなこんなで時間切れ。
明日も作業は続きます。

最後に、俳優座劇場までの道案内をどうぞ。
http://zakonnyaku.blog.shinobi.jp/Entry/1864/
はじまりがあれば、もちろん終わりもあるわけで…
こんにちは。いよいよ暑い夏も終わり、そんな秋を感じる今日この頃、暑い熱い稽古場でのお稽古期間も終わりを告げる日がやってまいりました。。。
早かったような、短かったような。。。

少年役の私、小林、熊谷は本当にほぼ毎朝、毎晩、お稽古しました。ハーモニーのこと、動きのこと、いや、主にハーモニーのこと。
ゆっくりやったり、早くやったり、言葉を取って全部“マ”で歌ってみたり、2人ずつ歌ってみたり。いろいろやってみた。
3人で歌うというのは、本当に絶妙なバランスが保たれなきゃ、ピターーーっとこないので、難しい。

ティンカーベルの魔法の粉が散るあのキラキラした瞬間を目指してやってきたこの1ヶ月。キラキラっ♡

行ったり来たりを繰り返し、素敵だーって我ながら思う日もあれば、何をどう足掻いてもうまくいかない日もある。いろんな人たちにたくさんの助言をいただき、この稽古場最終日の朝もいつものように繰り返し歌ったのでした♪♪♪



初日まであと少し。

まだまだ向上していける、してみせる!そんな私たちのハーモニーをぜひ劇場でお楽しみください(*^ー^*)


トラックに全ての荷物を詰め込んだあと、事務所では秋の旅の準備をしてる人がいっぱい(☆-☆)!!
こちらは秋の『ネズミの涙』がうまくいくように作戦を練る人々。
なんだか迫力のある?話し合いの光景だったのでパシャりっ!




明日はいよいよ、劇場入りヾ(*´▽`*)ノ
最後まで無事に楽しく挑戦してまいりますっ!!!
♣︎組の通し稽古。


小屋入り間近ということもあって、稽古場は人がいっぱいだったらしい。
らしいというのは、私は稽古場にはいなかったのです。
ではどこにいたのかといいますと


……ここにおりました。

今年で三年目でしょうか。多摩新町の夏祭り。

今年も焼き鳥と、生ビールの屋台を手伝っておりました。


雨が心配な空でしたが、その分涼しくて、仕事もスムーズ。
焼きたての焼き鳥を「味見」に食べさせてもらったり「涼しいけど、これだね」と生ビールも呑んじゃったり、なかなか貴重な体験でした。
本日は演出の加藤さんはお休みです。

いよいよ[魔法の笛]の稽古も大詰めです。
本日はダイヤ組で気になる所は止めながら通しました。

本日の臨時演出家:萩さんの鋭い目が光ります!




色々な細かい所を丁寧に当たれて有意義な1日になったとおもいます。

稽古後、


タミーノ役のあかねちゃんは本番ティンパニを叩くので自主稽古。真剣です。

パパゲーノの大事な小道具'鈴の箱'の紐に自分で細工をする大石さん。

超レアな一枚です。



毎日の稽古スケジュールにビッシリ書かれたホワイトボードとも間もなくおわかれです。

残り2日間は各組の通し、ラストスパート頑張りま~す!

佐藤敏之



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