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2016年の『Opera club Macbeth』、2月5日に初日が明け、前売り完売!満員御礼!で、14日に千秋楽を迎えました。



みなさまへの感謝を込めて、写真で振り返ってみたいと思います。

思えばいろいろな出来事がありました…

1月6日に稽古が始まったと思ったら、


翌日にはもう装置の仕込み。


ああでもないこうでもないと言いながら


床にテープを貼ったりしています。


隠れ家的ピアニストルームのできあがり!


そしてたくさんの稽古をしました。


殺陣も多いですからね、日々精進です。


毎日稽古です。


時々便乗する衣裳部も現れます。




お誕生日を迎えた人も。


そしてあっという間に衣裳合わせが訪れ


あっという間に劇場入りです。


トラックが舞台の中まで入ってしまうという驚きに包まれて、搬入搬入!


井村さんへ何かしらのビームが発せられていますね。


中身が気になる・・・!!


この作品の器楽は、ピアノ、フルート、打楽器の3パートからなっております。


初演から演奏してくださっている高良さん、姫田さん。そして今回のピアニスト寺嶋さんは、真っ暗闇の中でピアノを弾くというとんでもない技を披露してくださいました。格好良すぎる!!


男性陣は大変格好良く、女性陣は大変妖しく、それぞれに輝いていたこの作品ですが、稽古の合間には妙な存在もたくさん目にしました。


肉好き演出部チーフの鳥頭や


おでこに髭が生えてしまった人


偽物の五郎丸たちに


Lみたいななんか…なにこれ怖い…


ああ、怖い…


う、うずまき…!!ヒィ〜!!

この女優さん、普段は誰よりも女優オーラを出しているくせに面白いことは進んでやる方で、いつも大好きなロバートのコントを繰り広げているのですが、今回は


何かモノマネしてKURENAIかなあ…と思っていたら、某ヴィジュアル系バンドのボーカルの真似を披露してくれたりもしました。


こんな恐ろしい魔女たち、それぞれいろんな意味で強烈なソプラノ歌手ですが、個性がとても生きた3人組でした。


この3人の魔女たちを率いていたのは、更に上をいく強烈さを放っていたヘカティー様。


泣く子も黙る格好良さです。

このヘカティーの頭は、演出の眞鍋さんが「シンディーローパーみたいに」とおっしゃったのを元に、色々と画像検索をしたりして作成しました。


こんなおかしな仮装のようになっていた研究初め


どこかの娘の髪が伸びたらこんな感じになるのでしょうか…


このカツラを見事にシンディーローパーのくるくるにしたのがこの人。頑張りました。
なんだか赤いクラゲのようですね。


そしてどんな時でもかぶりものは逃さない衣裳部のムードメーカー。


洗濯をする時はポーズをとるのが女優と決まっています。



さらに今回、どういうわけか裸流行りだった現場。


シャワーマルカムに始まり


筋肉アピール(?)泉


そして水も滴るいい男。

このいい男のいい男ぶりは大変なもので、


ヒゲ面が斎藤工に似ていると噂になったり


変な髪型が板に付いたり


光さんとも仲良しのようです。

舞台に空いた穴から魔女たちがスッと消えるラストシーンはシステムを研究しながら何度も稽古したのですが、
そこにはいつも腕組みをして見守る監督が



これがそのいい男。
どういうポジションなのか謎ですが、ずっとそこから腕組みして覗いていました。


いい男が演じたレノックスはなかなか渋い男でしたし、


色々な殺し屋もなかなかの動きでした。




一方メイク前までセルフミーハーに余念がないこの方は


劇場で自撮りの捗る毎日


自らミーハーになるだけあって、マルカムのカッコよさを熱狂的に讃える声がたくさん届きました。



劇場の床にへばりついているこの人は、そんなマルカムの弟、ドナルベーン役。


この役に決まってから殺陣を習い始め、木刀も買って、先輩からの激しい励ましの嵐を受けながら稽古してきました。


そのドナルベーンが必死に戦っている頃、敵を睨みつけるだけで勝利を手にするというすごい強さを見せつけていたのがこの方、
シーワードさん。

初めてそのシーンを見た時の衝撃は忘れられません。


王様ダンカンはとってもおおらかな雰囲気。
「クラブマクベス」で最初に幕が閉められた時に劇団員が慌てるシーンで発せられる「ここカットアウトじゃなかったっけ?」という独特の茨城訛りの言葉は密かな人気で、それを楽しみに舞台袖にスタンバイする人が現れるほどでした。

ダンカンが最初の登場で乗っていた「イントレ」と呼ばれる足場は、


青竹踏みならぬイントレ踏みに使われたり


iPhoneを操作したりピアニカを吹いたりする憩いの場にもなりました。


そのピアニカを共同作業で地獄仕様にしてゆく2人
左側の泉篤史は、色々あって1月に入ってからフリーアンス役に抜擢され、隙あらば殺陣やらなにやら、先輩と共に精進してきました。


可愛い雰囲気なのに立派なヒゲが生えていて、年齢不詳のフリーアンス。
稽古の甲斐あって一番の新人とは思えない身のこなしでした。



こちらは例によってパイプを笛にして吹き鳴らす富山先輩


「大好き!」お茶目です。


マクダフがマルカムに、マルカムの両親の話をするところは、なんだかとってもジンと来ました。


革ジャンを加工するついでに拝借!ぶかぶか!!これを着こなす富山先輩の体格の良さを感じます…


舞台上では一緒にいることのなかった息子と父子水入らず。


舞台袖でパイプを覗く2人…何が見えるの?


覗いた先には、あら不思議!
ただの筒なのに、万華鏡のようにキラキラ光っています。これを見てたのね!

パイプを覗いていた右側の人、バンクォーは、衣裳合わせの時に「オダギリジョーみたい!!」と専らの噂になっていました。


うるおさんがこんなにロングコートの似合う人だったなんて、とんでもない新知見です。


そしてその死後は生前からは想像もつかないほどの剽軽な姿。
悲しみを感じさせないその姿。
シリアスなシーンなのにどこかほっとしたものでした。



舞台ではもちろんのこと、楽屋でもなんだかとっても格好良くて激写せずにはいられなかったこちらの方


ワケありのロスの格好良さもさることながら


「客」の不思議な存在感は、更にこの方ならではの魅力を感じさせてくれたように思います。



その現実の世界とマクベスの舞台の世界とを行き来し引き込んでいったのは、門番役のこの方。
物語を引っ張り「男」や観客を巧みに巻き込む姿はさすがとしか言いようがありません。


しかもこんなにオネエキャラが似合うなんて!びっくりです。


お肌のお手入れも念入りにネ☆



おや、こちらには2月だというのに夏のような人が


マクベス役のこの人は、イケメンな上に、役に入ると赤いシャツとベストが素敵に似合って、普段は隠している気品さえ滲み出てきていましたが


狂気のシーンの錯乱ぶりは更にリアリティ溢れていたように思います。


ちなみにその手にかけられていたワインの素がこちら。
水で洗える血糊「静脈用」でした。



普段はちょっと戯けた雰囲気を持っているのに、役に入るとその色気や気迫に驚かされた、男の妻・マクベス夫人


狂気の果てに旅立ってしまった姿は美しく、胸を締め付けられるようでした。



その狂気に惹かれ、翻弄され、破滅した「男」。


しみったれたサラリーマンが、大きな渦に飲み込まれ国王の座への欲望に燃えていく姿は、なにか抗うことのできない強大な力を感じて恐ろしくも引き込まれるものでした。


はじめのシーンのあの仕掛けのタネはこういうもので、


毎日「こいつが嫌いだ」と言う人の手を借りてセットされ


こうして仕込まれておりました。


始まりはあんなに情けないサラリーマンなのに、白塗りをした時の「男」の気迫ときたらもう見ているだけでビリビリしてしまうほどで、


レインコートの「鎧」と段ボールの「王冠」が、切なさを感じさせたり、また本物の鎧や王冠に見えたり、「男」の不思議な魅力が周囲までもを様々に変化させていました。



高瀬久男さんの追悼公演として上演された『Opera club Macbeth』、稽古が始まってからも、大変なこともいろいろありましたが、それでも稽古場はいつも和やかでした。

嵐の中を穏やかに導いてくださったのが、今回初めてのおつきあいとなりました、演出の眞鍋卓嗣さん



演出助手の花島さんとの素敵なコンビネーションで新たな風を吹かせてくださいました。


柔らかな印象とそのルックスにメロメロになった人も多いとか。


打ち上げでは眞鍋さんの前に長蛇の列が!(右の方で光っているのが眞鍋さんです)


切穴やイントレなど、見た目にハラハラさせる装置もありましたが、最後まで大きな怪我もなく走り抜けられたのは、みんなの気持ちが一つになっていたからだと思います。
そして天国から見守ってくれている、やさしいひとたちのちからだと思います。

2016年2月、この時に、『Opera club Macbeth』を再演したことを、私たちは忘れません。
満席のお客さまに温かい拍手をいただいたことを、私たちは忘れません。




ありがとうございました!!


















写真:姫田蘭さま、こんにゃく座員
文章:熊谷みさと
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