[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]
今日から5月 緑がやわらかくて 春だなぁ とほのぼの...していられたのも数秒

今日は私にとって初めての小学校2回公演でした。
少しドキドキしていましたが、朝から心強い助っ人が!初演時の舞台監督だった八木清市さんが仕込みを手伝いに来てくださいました。
準備がスルスルと進んでゆきます。


八木さんとみんなで記念撮影♪
本当にありがとうございました!


これは私の好きな2幕はじめの雨の歌のシーン 本番前の合わせをしています。
どの曲も美しいのですが、私はこのシーンが大好きです 広い舞台にキュッと集まって歌っています。
今日は外でザーザー雨が降っている中に雨粒みたいな音が混ざっていって なんか...とってもいいなぁ...と しみじみしました。

今日は 午前は低学年、午後は高学年の生徒さんが観てくださいました。
みんな すーっと観て、パッと笑って、すーっと観て...子供達の集中力に驚かされます。
終演後には
「少し難しかったけど楽しかったよ!」
「チューイさんは弟に会えたかなぁ?」
「ロバ(役)の人 ロバに似てたね!」
などなど...
色々な感想を言ってくれて こっちまで温かい気持ちになりました。ありがとう。

ちなみに、私のお気に入りの衣装は前説のあかねさんが着ている ロバTシャツ!舞台の側面と同じ柄の葉っぱも付いています。
商品化してほしいなぁ...


これからも『銀のロバ』の旅はまだまだ続きます♪
新メンバー3人を迎え三日前に音楽稽古を始めたばかりなのに、稽古隊長西田さんは、一昨日1幕、昨日2幕をざっと立ち稽古して本日、演出家の稽古はじめの日に通しましょう、と、のたまわった。私は口は挟まなかったが、「そんなに焦ってどうするの? もっとゆっくり丁寧に相手役と会話しながら作っていこうよ!役者が変われば芝居もガラッと変わるんだから」と内心強く思っていた。
そして今日、演出家、作曲家、振付師を迎えてほんとうに稽古はじめに通してしまった。 結果は「やってよかった!」 だった。たしかに、占い師は登場もドタンバタンした上に出てきても全く歌えなかったり、視る目とうせんも、キャラクターは楽しいんだが、息を切らして意味不明な言語を連発するわ、主役の照手姫にいたっては、えいさらえいーの神がかった歌で、なんとモンキーダンスを披露( 場内大爆笑 ) するわで、破茶滅茶空前絶後な通しではあったが、演出の立山さんが、3人のとってもいいところと悪いところを瞬時に理解し、的確に指摘してくれる、という結果を導き出してくれるという副産物が産まれたのだ。これは新メンバーにとってはこれからの各々の稽古方針がクリアーに見えてきたことだろう、一場面毎に丁寧に作り始めていたらこうはならなかったなあーと強く思った。西やん偉い!
それから以前の小栗の再演の稽古の時もあったんだが、今日も立山さんが「 ね、合唱のそこの箇所、歌い方変わった?」・・・・・みんなキョトンである。同じ様に歌っているつもり・・・・いや待てよ、なんか違う気がする。・・・・ああそういえばもっと小さく歌っていたかも・・・・そうだよ小さく歌って?でもなんでそうしたんだろう?・・・・みんな覚えてないんだ。ソロのうたの時はそうでもないが、合唱の時は何故そんな風に歌ってたんだ?動機はなんだ?・・・と、忘却の彼方なのである。 立山さんの歌い方への記憶はかなり鋭いのだ!
1日、みんなヘトヘトになりました。
怒涛のうた会が終わったと思った途端に次が始まるのがこんにゃく座!
うた会の翌日24日から26日まで、
オペラ『銀のロバ』の稽古。
そしてその翌日、27日からは
オペラ『おぐりとてるて』の稽古でございます。

今シーズンから新メンバーが3名入って、新しい『おぐりとてるて』です。

女性4名中3名が新メンバーです。


前例の女性から後列の女性へバトンタッチ。

はじめの3日で、動きや段取りなどを移します。

初日は朝10時から音楽稽古。
萩さんにアタマから聴いてもらいました。
昼過ぎに萩さんは、ロバ組の初日のゲネプロを見に青梅へ。

午後は、残ったメンバーで改めてアタマからラストまで。
新メンバーは残って、結局夜10時近くまでやったとか。
新メンバーも大変ですが、付き合っていただいたピアニストの榊原紀保子さんも大変でした…本当にありがとうございました。紀保子さんも、今回の新メンバーです。
よろしくお願いします。

2日目も、朝10時に集合して装置の立て込み。そして昼から実際に立って稽古です。この日は1幕、翌日は2幕。
初演キャストの先輩たちの指導のもと、動きを移していきます。


初演時にみんなで考えて作り上げた動きを、新しい人に伝えていくのは中々大変です。伝える方よりも覚える方が大変かもしれません。
しかし、新メンバーの頑張り踏ん張りは凄いです。
よくぞここまで…と感動します。

2日間で、なんとか全部を当たり、明日は演出の立山さんを迎えての初日。
明日、いきなり全部を通してみる予定。

ざっくり、本当にざっくりですが、全部を一回当たってみて、改めて細かく当たっていって、新しい『おぐりとてるて』を作り上げていこう、と思っています。

全体の稽古は終わり、今稽古場の隅っこで、この日記を書いています。
稽古場では、衣装のチェックや個人稽古が続いています。

下の倉庫では、うるおさんが何か装置の修理をしてくれている様子。

明日からまた、新しい『おぐりとてるて』がはじまります。


さーてさて!『銀のロバ』の初日あけまして、出演者はバラし後その足でやってきました新潟県。

ラ・フォル・ジュルネ新潟2017!熱狂の日!舞曲の祭典なのです!!
驚きに満ちたクラシック音楽の宝石箱。「新潟市の姉妹都市フランスのナント市で誕生したラ・フォル・ジュルネは、今までのクラシック音楽の常識を覆した、まったく新しい音楽祭」なのです!!

宿泊したホテルでテレビを点けたら、28日から開催されているこの祭典のこともニュースで報道されていました。ドキドキが高まります。


いくぜ!朝から!熱狂の日!!


会場に着いて搬入をしたら、制作担当の梅村さんが客席で聞きつつ照明さんに指示をしてくれている中、一曲ずつ場当たりをしました。


走る!



踊る!



場当たりの後もしっかり合わせをする理恵さん


開場してしばらくは客席がシンとしていたので、お客さん来てくれてるかな、大丈夫かな…などとちょっぴりハラハラしたのですが、朝一番目の催しだったからなのですね。開演の直前にどどーっと入って来てくれて、こどもたちもたくさん!



気合い充分です☆


夢の番人から始まり、ソングいろいろと、オペラ『森は生きている』の中から一場面をお届けしました。
最初はキョトンとしていた子たちもどんどんニコニコして見てくれるようになって、最後はいっぱい手を振ってくれました。大人の方々ももちろん!惜しみなく拍手をくださり、とっても嬉しかったです。

終演後片付けをして搬出していたら、見てくれた子たちが「楽しかったー!」と言いに来てくれたりして…なんという幸せ!

お昼はお隣、りゅーとぴあのアーティストラウンジでいただいたのですが、さすが音楽祭の日!出演している各国の音楽家たちがいっぱいで、特に金村くんは大興奮でした。私はバイキングの美味しいケーキに、理恵さんは美味しいビールに、梅さんは美味しいオレンジジュースに大興奮でした。

楽しく歌っていっぱい食べて、今日は良い日だ―!と大満足で、ワゴン車と新幹線に分かれ帰路につく私たち。
ロバ組の次の公演は明後日。そして次のコンサートは6月11日です。
元気に頑張るぞー☆☆



さあ始まりました!『銀のロバ』一学期ツアーです!

今日は2年前にも『ピノッキオ』でお世話になった、青梅第七小学校です。


この春入座した2人も参加して、いつもよりにぎにぎしく仕込みも済んで、お茶場でまったりしてます。

夜はしっかりゲネプロ。衣装もつけての通し稽古です。

みんなの気持ちが集中しているのが伝わってきます。

明けて、28日。9時前に集合したメンバーは思い思いにウォーミングアップします。

なんか変わった歌が聞こえるな〜と思ったら、パスカール役のしんちゃん。

朗々と「アルカリ電池〜」と歌い続けています。

本番は、近くの成木小学校の児童のみなさんもバスで来てくれて、最後までとてもしっかり観てくれました。

バラシも終わる頃、6年生がみんなで体育館に来てくれて、「他のも観たことがありますが、今日のは少し難しかったです。でも、楽しかったです。」と言ってくれました。みんなの感想文ももらったので、ゆっくり読ませていただきます!

制作マネージャーと、調光デビューだった私が一番バタバタしてましたが、こどもたちや担当の先生方(中野先生、袴田先生、ありがとうございました!)にも支えられ、素晴らしい初日を終えることができてホッとしています。

ロバ組のみんなはこのまま新潟まで移動して、明日はコンサートです。私はお留守番。がんばってきてください!

このチームで6月終わりまで突っ走ります!楽しみに待っててくださいね!





今年度、最初の旅公演は『銀のロバ』からスタートします!
濃密な稽古が済み準備万端、いよいよ出発です。
そこで、4月~6月のツアーメンバーを紹介させていただきます。
今回は大変恐縮ながら、私新人の荒井美樹からみたキャストの皆さまということでご紹介させていただきます!



【シェパード・チューイ/井村タカオ】
戦場から逃げ出してきた兵士。
おとなしそうに見えるけれど、心は燃えています!かもしだす兵士のオーラも観どころの一つです!




【マルセル/豊島理恵】
しっかり者で感受性豊かな女の子。
チューイさんが幸せになるよう真剣に考えます。真剣の中、ふと微笑む理恵さんの笑顔がとてもとてもキュートです!




【ココ/熊谷みさと】
純粋で元気ハツラツな女の子。
ちゃみさんの喜ぶときのカラッと晴れた笑い声、ガッカリしてシュンとしたときの切ない表情が素敵!!




【パスカール/金村慎太郎】
マルセルとココのお兄さん。
機敏で元気。基本やんちゃだけれど、いざという時は姉妹をしっかり守ってくれます。笑顔から優しさが溢れ出しています。劇中劇のジャック役との違いも観どころです!




【ファブリース/壹岐隆邦】
パスカールの気のいい兄貴分。
『銀のロバ』2期目の出演。これまでのファブリースとは一味も二味も違うことでしょう。新しいファブリースをぜひお楽しみください!ロバ役での表情も愛くるしくて素敵!




【ピアノ/服部真理子(4/28〜5/27)
素敵な演奏もさることながら、美しさと温かさと知的さを放っていらっしゃいます。




【制作マネージャー/鈴木あかね】
心温かく、愛情に溢れています。その思いは、きっと、絶対に作品にも繋がってくることでしょう。どこかに登場!?乞うご期待!!




【舞台スタッフ/荒井美樹】
新入座員、旅初参加。皆さまの足を引っぱらぬよう明るく元気にがんばりたいと思います!



物語に出てくる人たち全員が、チューイとの出逢いによって、チューイは森の中での人々との出逢いによって、みんなそれぞれ、大切なものを発見します。

みなさんにとって大切なもの、“銀のロバ”はなんでしょう?

そんな自分にとっての宝物のことを考えたり見つけたりすることができるかもしれません。

会場でお会いできるのを楽しみにしています!



文責:荒井美樹 写真:熊谷みさと
怒涛のうた会が終わったと思った途端に次が始まるのがこんにゃく座!

うた会の翌日24日から26日まで、オペラ『銀のロバ』の稽古でございました。

24日は朝から装置を組み、ざざざーっととにかくお稽古。
夜は演出の恵川さんがいらして、なんといきなりの通し稽古なのです!
まあ、いきなりとはいっても稽古は3日間ですからね、悠長なことは言っていられません。

私もココになるのは久しぶり。お姉ちゃんマルセルの理恵さんと歌ったり動いたりして、ああそうだ、こんな風に考えてたな、とか、また別の新しい発見もあったりして、あっと言う間の3日間でした。



26日には通し稽古をして、もうトラックに荷積みです。

明日から『おぐりとてるて』の稽古が始まる花島さんが、ずっと演出助手として稽古についてくれて、バラしも手伝ってくれました。
花さんはとっても頼りになるのです。

おぐり役の島田さんもバラしを手伝ってくれて、重い物をひょいひょい運んでくれました。ありがたや~!


小さなチームですが、みんなで力を合わせて、元気にツアーしていこうと思います。
新人の2人も大きな戦力です!
どうぞよろしくお願いします!!

一般公演もいくつかありますので、お近くのみなさま、是非いらしてくださいませ☆☆
4月23日(日)、年に一度のこんにゃく座恒例 “うた会” が行われました!
座員それぞれが、思いの丈を歌うのです。その時間は、なんと5時間!!“知る人ぞ知る○○のうた会”などと、囁かれることもあるそうで…
スタジオには、たくさんのお客様がいらして下さりました。本当にありがとうございます。

トップバッターは、入座2年目の大久保哲。我が先輩、通称“ジャイアン”さんです!
昨年大好評だった、Y字バランスでの自己紹介から、今年はさらにバージョンアップし、Y字バランス&前転&T字バランス!!
その動きは、しなやかでスピーディ。速すぎて残念ながら写真におさめることができませんでした(涙)


「欠陥」 元気がたくさん溢れていました。
お客様もジャイアンさんから元気を受取られたように見え、会場がぱっと明るくなって、スタートしました。


北野雄一郎 「はじめの歌」


ミュージカル部(豊島理恵・彦坂仁美・西田玲子・沖まどか・熊谷みさと・飯野薫・大久保藍乃・大久保哲)
みんな猫になって登場!
歌詞はこんにゃく座ならではの楽しい歌でした♪


私たち新人も初参加し、1曲ずつ歌いました。
これからどうぞよろしくお願いします。

荒井美樹 「ちょうちょうさん」


白石静香 「ジャスト マイ サイズ」


ふわぽよ(沖まどか・川中裕子) 「はじめて汽車がとおったとき」
テンポ良い会話が方言で進み、なんとも絶妙♪素敵な味が繰り広げられました。


泉篤史 「地球は水の惑星」
歌う直前に、なんと500mlの水を一気飲み!歌もとても潤っていました。


富山直人・鈴木あかね 「かはばた」


沢井栄次 「ポリシネルの歌」 『病は気から』より(リコーダー・熊谷みさと



女性全員+α 「買い物ブギ」
久保田由佳里さんが生前に“歌いたい”と話をしていた曲です。
天国の由佳里さんへ、心を込めて楽しんで歌いました。


鈴木裕加 「伯爵夫人のアリア」 オペラ『フィガロの結婚』より
伯爵への憎愛が滲みでていました。


シマアユ(金村慎太郎、沖まどか、小林ゆず子、泉篤史) 「朝のパン」より 冠 花 種子


大久保藍乃 「まど」


島田大翼 「ヴェル・エール〜空白の瞬間の中で〜」


岡原真弓 「さよならこんにちは」
小林夏衣さん作曲、ピアノも夏衣さんが弾いて下さりました。
夏衣さんは、昨年のオペラ塾公演 『森は生きている』で、ピアノを弾いて下さりました。
オペラ塾での出逢いにより、二人での演奏が実現しました。


オールスターキャスト(全員) 「みるく世がやゆら」
うた会 ラストは、沖縄の高校生 知念捷さんの詩に、萩京子が心を打たれて作曲した曲です。
“みるく世(ゆ)がやゆら”は、“平和でしょうか”という意味。
みるく世の素晴らしさを未来へと繋げていけたらと、全員で歌いました。

他にも、うたがたくさん‥♪♪


うたの後は、お客様との楽しい宴でした。


蟹剥きのエキスパート 齊藤路都
みんなで美味しくいただきました!!


普段の公演やコンサートではなかなか聴くことのできない、座員一人ひとりの個性を垣間見ることのできる会になったのではないでしょうか。
一人ひとりの歌を、お客様が楽しんで聴いて下さって、うたの後には楽しくお話‥なんて贅沢で素敵な時間なのでしょう!

今年も座員一人ひとりが、魅力溢れるうたが歌えますように!
今年もこんにゃく座をよろしくお願いいたします!​


写真:壹岐隆邦
行ってきました。座・高円寺。あやめ十八番第八回公演、「ダズリング=デビュタント」なのです。

同じ台本、同じ舞台、同じ曲で、キャストと衣裳と編曲が違う、『西洋画版』と『日本画版』を入れ替わりで上演するという、とんでもない公演でした。

そのとんでもない公演に、我らが島田大翼氏が出演するというので、これはもう行かないわけにいかないのです。



島田さんは、『西洋画版』では「医師」、『日本画版』では「妻」の役でした。

ざっくり言うと、「医師」は主役的な存在で、ある時代にヌイエという村で万延していた「柘榴痘」という病気の治療法を探っている人。
そして「妻」は、その柘榴痘患者で、夫と共にダズリング家の地下に閉じ込められているという人でした。

あやめ十八番
「ダズリング=デビュタント」日本画版キャスト

私は『日本画版』を先に観たのですが、なんというか、色々衝撃的でした…

広い舞台が段差のある空間で仕切られ、視点が次々に移ってぐいぐいとお話が進んでゆきます。
「翻訳劇のようにしたかった」という台本演出の堀越さんの言葉どおり、難しい台詞回しと覚えにくい名前だらけなのですが、なんて言ったらいいのか…とにかく面白くて。
『西洋画版』を基本にしているので、下駄をブーツと言ったり着物をドレスと言ったり、ちょっと不思議な気持ちになる部分があるのですが、それを不自然に感じないようなお芝居なので、後から更に不思議に思うのです。
そして、日本画版ではキャスティングの性別もあべこべだったりして、男性が女性を、女性が男性を演じていたりもするのですが、それも、最初はちょっと混乱するのですが、段々なんだかそれが当たり前に思えてくるので、やっぱり後から「なんでだろう…」と不思議が増すのです。

第一幕の終わりの方でクライマックスがあって、お話が終わってしまう!と思ったのに、第二幕が始まったら、またどんどん展開して、どんどん引き込まれて、一体本当に堀越さんの頭の中はどうなっているのか、すごすぎて、どうしたらいいのかわかりませんでした。あんな絡まって複雑なのに見やすくて引き込まれるお芝居どうやって創るんでしょうか。

島田さん演じる「妻」は、とても可愛らしくて、儚げで、後ろ姿なんかもう女性そのもので、なんだかドキドキしました。娘を守ろうとするところや、とんでもない騒動の最中に夫に「お帰りなさい」と言うところなど、胸が締め付けられる思いでした。劇中でうたう歌はどこか懐かしくて、切なくて、島田さんも、作曲の吉田能さんも、やっぱりすごい人だなあと改めて思いました。

あやめ十八番
「ダズリング=デビュタント」西洋画版キャスト

『西洋画版』は、こちらを基本にしているだけあって、なんというか、しっかりした感じ。
配役も、みんなぴったり!と思わせてくれるし、衣裳も装置もみんなぴったり!と思わせてくれるし、日本画版と違うけど同じで、同じだけど全然違って、これまた面白いのです。
同じ台詞でも、言う人が違って、音色や間が違うと、こんなに面白くなったり、儚くなったり、深刻になったり、色々変わるんだなあと改めて思いました。
先日までこんにゃく座で上演していたオペラ『タング-まほうをかけられた舌-』でも毎日「やる人がちがうと全然違って見えて面白いなあ」と思っておりましたが、やっぱりそうなんだなあ!と改めて思うのです。


そして音楽がとにかく格好良くて、入ってくるタイミングも「そう!ここ!!!」みたいに思うところで、本当に吉田さんすごいな!!と心奪われていました。全てを掻っ攫っていく音楽。毎回思うけど、あんな曲が本当にどうやって生まれてくるんだろうと不思議でたまらないのです。頭の中どうなっているんでしょうか…教えてください…天才なんですか…


しかしそしてこの『西洋画版』、島田さんは全く楽器も歌もやらないのです!なんてこった!うた役者ではなく俳優。本当にお芝居だけで舞台に立つのは、島田さんにとって初めてのことだったそうです。こんにゃく座にいるということは歌うのが仕事なのですから、確かにそりゃそうなんですけど、そうなんですよね。まさに俳優デビュタント。すごいことです。しかも主役。格好良すぎです!!

なかなか治療法が見つけられずに苦悩するところは悔しさがビシバシ伝わってきたし、両親を失った「娘」に特効薬を持って来るのが遅すぎると責められた時の「うん……うん……」という相槌は、切なくて、温かくて、苦しくて、攫っていかれそうになりました。ただ腰掛けて話を聞いているところも絵画のようだったし、軽口を叩いているところなんかとても面白くて、声もこんにゃく座の島田さんの役所ではなかなか使わないような低めの美声で、新鮮に惹きつけられました。


なんだか興奮しすぎて伝えたいことがちっとも文章にできてない気がしますが、とにかく振付も格好良くて、素敵な舞台でした。ありがとうございました!


そして、このダズリングデビュタントの公演は、4月23日まで…

みなさんお気付きでしょうか…

そう、うた会の日なのです。

『西洋画版』で千秋楽を迎え、その後猛ダッシュでこんにゃく座へ戻ってきた島田さん。


戻るや否や倉庫でひっそりうるおさんと合わせ…なんとギタリストもやるのです。


更に1人でなんか練習してる…


島田さんの歌った歌はMALICE MIZERの「ヴェル・エール~空白の瞬間の中で~」。

衣裳もぴったりでした。


本当におつかれさまでした!
路都さんのソロコンサートがありました!

4月に入ってから、路都さんと会うといつもピリッとした顔をしていらして、コンサートに向けてどんどん路都さんの気が高まって行くのを感じました。

前半はソングのステージ。後半は芥川龍之介原作、林光作曲の『藪の中』でした。
2008年初演の『そしてみんなうそをついた~芥川龍之介「藪の中」による』は、以来、誰にも公演されていなかったとのこと。
こんにゃく座の数々の作品の中から、この作品を選ぶ路都さんのセンスに、さすが文学好きの路都さんだな!っと思いました(・∀・)



前半はソングのステージ。
最初の曲は林さんの「こどもと本」。
かわいらしいこのソングから始まりました。
その後は、読書好きの路都さんによる、本とそのソングとのエピソードを交えながら1曲1曲プログラムが進みました。
後半は、なんと万葉集や古今和歌集などから作曲されたソングが並びました。
路都さんによる、丁寧なソング一つ一つのお話しも面白く、聞き応えたっぷりなソングのステージでした。


衣装は、『ちくちくキモノプロジェクト』によるピンクのドレス。
空調のせいか演出のせいなのかわかりませんが、袖がヒラヒラと揺れて、とても素敵でした。


休憩を挟み、後半はついに『藪の中』。
メインとなる3人を一人で演じ分けなければいけないということで、この作品を一人で演るにはかなり大変な作品だったと思います。




シンプルなセットに、機敏に動く路都さん。そして霧に照明。
とても一人で演じているとは思えないほど、世界が広がっていました。




動きも歌も、今まで観たこと無かった路都さんがそこにいて、ただただ圧倒されてしまいました。
本当に本当にかっこ良かったです。

迫り来るオペラのステージが終わると、アンコールとして歌ったのは、1番最初の「こどもと本」。
同じ曲なのに、その歌詞が最初とはまた全然違って聴こえてきて「あぁ、このコンサート1部と2部を通して、路都さんの舞台なんだなぁ」っとすごく感動してしまいました。
こんな風に、自分自身をソロコンサートという形で作れる路都さんは、本当に素敵だと思いました。



本当に本当にお疲れさまでした!
素敵な舞台を、ありがとうございました!


写真:姫田蘭さん
カテゴリー
最新コメント
[05/20 NONAME]
[05/20 ちゃみ]
[05/18 NONAME]
[05/15 NONAME]
[05/15 たのうえ@制作]
バーコード
Powered by ニンジャブログ  Designed by 穂高
Copyright © All Rights Reserved
/