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事務所でチケット係をしていると、稽古場から音だけが聞こえてくる。
音楽だったり賑やかな足音だったりする。


本日の出来事。
「あらっ?!この音楽が聞こえるときは、足音もセットなのに」

夕方稽古場をのぞいてみると出演者が、誰も動かず楽譜を持っているではないか!


そして、楽士さまが、ずらり!


そうか今日は器楽合わせでした。


ちょうどアツダクの裁判シーン。そうです、いつも事務所にいると足音もセットで聞こえてくるあのシーン。オーケストラも賑やかです。

最初の器楽合わせのためやはり気が張っていたのでしょうか。

こちら、お行儀悪く休憩している人々。
稽古が始まってから二十日が経ちました。稽古場で過ごす時間はあと1週間、どんどんと熱を帯びる稽古場で今日は初めての通し稽古をやりました。
最初から最後まで全5場、ここまで練り上げてきたひとつひとつのシーンがつながり、ものがたりは語られ、音楽が通ります。

今回の白墨の担当とはいえ、制作は稽古場で過ごす時間はそんなに多くありません。劇場入りの準備をしたり、公演のお知らせをしたり、お客様からのお申し込みに対応したり…と、なかなか事務所を離れられません。

通し稽古を見に稽古場に上がると、ものすごい熱気、おまけに湿気。流れている空気が事務所と明らかに違うことに驚かされます。
ですがその理由も納得、公演の準備を進めるなかで何度も読み返してきた紙の上の言葉が、体から発せられる音となり自分に向かってくる…その迫力たるや!!あらためて舞台の醍醐味とはこれぞ!と、今日は一足先に存分に味わわせてもらいました。



18人の歌役者が重ねる声の響きを、その迫力を、皆さまどうぞ劇場で体感ください!!
本日は「白墨の輪」のお稽古休み!本番前最後のお休みです。
何をしようかあれこれ考えた末に…
下北沢までお芝居を観に行ってきました☆

座の大先輩である井村タカオ氏の出演、演出は「まげもん」「ネズミの涙」でお馴染み、そして5月本公演で「ロはロボットのロ」の演出をします鄭義信さん。台本はこんにゃく座で数多くの作品を生み出した山元清多元さん、「フィガロの結婚」で伯爵を演じていた斎藤晴彦さんのメモリアル。流山児★事務所創立30周年記念公演。


「チャンバラ~楽劇天保水滸伝~」

スズナリはキャパは150席くらいの小劇場ですが、舞台狭しと役者さんが駆け回り、歌い、叫び、殺陣あり、人形劇あり、そして三味線とドルサイナの音色も素晴らしくあっという間の時間でした。


演出の鄭さんと出演していた井村さんの2ショット!
鄭さんは照れてあえての横向きです(笑)
井村さんの見せ場もたっぷりあってとっても素敵でした(^^)




私以外にも白墨チームが観劇に来ていました!

帰りは渋谷に寄って¥380のマルゲリータpizzaを食べました。
とっても有意義なおやすみなのでした♪
本日は小道具師まろりんが今回2幕で使用される「六法全書」の製作を順を追って解説いたしましょう。

「そうそう、辞書とか小道具で作りたいんだけど、どうやって作ったらいいか困ってたんだよな。」というアマチュア演劇、高校演劇道具係の諸君にお伝えしたいと思います。


今回の六法全書は

・女性でも持てるほど軽い。
・本を縦や横にした状態で人が座る。
ページが開く。
(ページが開くについてはオーダーの情報錯綜だったらしく、実際のお芝居では開いて使わない可能性があります。)

という3点がテーマでした。
では順を追って行きましょう。


1.まずページの元になるデータをパソコンのWord等で打ち出します。
運良く今回はグルジア文字のフォントが手に入ったので、Google翻訳を利用してグルジア語になっております。左は辞書の表紙用。右はページの中身です。
書いてある内容は国語辞典のカ行のグルジア翻訳です。



2.本の材料はシナベニヤ5mm厚が2枚、ウレタンスポンジ1cm厚が2枚、発泡スチロール50mmが2枚です。シナベニヤはラワンベニヤより軽くて強度があるので採用しました。



3.まずは中身から作っていきましょう。発泡スチロールの側面に縞模様の生地を貼り付けます。なぜ縞模様かは後になったらわかりますよ。



4.側面に生地を貼り終えたら今度はコピーした中身のプリントを両面テープで貼ります。3.4.の作業を繰り返し同じものを2個作ります。



5.別に同じ両面コピー数枚分をマスキングテープでつなぎ、つないだ部分に布を置いて縫い付けます。補強のために白い木工ボンドを付けて更に布とくっつけます。



6.4.で作った2つの間に5.をはさみ、辞書の背中部分で布と発泡スチロール部分をつなぎ布テープ(ガムテープ)でくっつけます。布テープは強度と粘着力が強く、舞台ではよく使います。



7.これが発泡スチロールと紙のページをくっつけた状態。これで布を貼った意味がわかりましたね。そうです。辞書の分厚い紙の部分だったから縞模様の布だったんですね。



8.それでは辞書の外側部分を作りましょう。シナベニヤを表、背、裏部分を並べて合皮で包みます。ベニヤと合皮の間にはウレタンスポンジを挟んであります。これで高級な辞書の分厚い表紙感を出します。
ベニヤが骨となって本に座っても荷重に耐える構造になっています。今回はページを開けるようにするため、背の部分は縦に2分割しています(写真中央の白い部分)。革の角の処理は難しいですが、数mm間隔でハサミで切り込みを入れるとうまくいきます。



9.G17ボンドで革を貼りましたが、ここでも補強のために布テープを使います。



10.それでは中身と表紙を合体させましょう。両面テープを使いました。
背中部分はG17ボンドです。



11.これで辞書の完成。この辞書の寸法は41*30*12(cm)という大きいものです。



12.最後に表紙と背部分に金文字を入れます。1.にあった紙をデザインナイフで切り抜き、紙をセロテープで貼ってステンシルのように金の絵の具を真上から少しずつ叩いて着色します。
筆を撫でるとステンシルが崩れますので上から少しずつ絵の具を載せていく感じで辛抱強くやるとうまくいきます。これで完成です!






他にもこんなものを作っています。
使い古した缶を腰にぶら下げるということらしいので、100円ショップで灰皿を買ってきて表面をヤスリがけして塗装を剥がし、絵の具でコップの酸化とサビを書いています。写真を拡大してコップの内側と比べてみるとよくわかるでしょう。



この他にもまだまだたくさんの小道具が登場しますが、小さなものから大きなものまでひとつひとつ手作業で作られています。目立たない存在ですが道具にも注目して舞台を観てみるとまた楽しさが倍増するかもしれませんよ。

いよいよ初日まで後二週間となりました。

今日は稽古前に皆でお掃除です。
毎日の稽古に熱が入り、すっかり掃除するのを忘れてしまってました。

久し振りの掃除に大御所ナベさんも床を雑巾がけします。



これでスッキリ!新たな気持ちで稽古に望みます。

この間にも演出部のあかねちゃんと舞台監督のJさんは小道具などの製作&打ち合わせです。



稽古場の仮セットも演出部と衣裳部とで丸1日かけて立て込んでくれました。感謝!

そして本日の稽古は第4場[アツダク裁判]
一度立ってはいるもののセットを立て込んでからは初めてなので演出の坂手さんが入る前に演助の城田さんと出演者だけで自主稽古。



やはりセットでやると勝手が違う。

ああだこうだとあっという間に一時間以上経ってしまいました。
一つ目の裁判に登場する西やん演じるルドウィカの肉惑に男どもは悩殺され、リアクションが何ともリアル!皆様御期待下さいませ。

そして坂手さんが入り、細かく手直ししていき、またまたあっという間に夕食休憩。
そして夕食後の稽古終盤に貴婦人とグルシェのシーンの抜き稽古での坂手さんの演出が面白かった!細かく細かく役の説明やこのシーンで伝えたい事を丁寧に役者に伝えながら何回も繰り返します。坂手さんも熱が入ってきて立ち上がり身振り手振り&声色も出たりして本当に熱い坂手さんを改めて感じました。坂手さんの演技論&表現論はただただ頷くばかり。
このシーンは必ずや面白くなるに違いないと思います!

そして本日は萩さんの誕生日!

稽古が終わって皆で祝杯をあげました!



以前観られたお客様も今の時代に向けて新しくなった[白墨の輪]に是非足を運んで下さいませ!

佐藤'医者'敏之
白墨の熱ーい稽古場にお邪魔してきました。

演出の坂手さんは穏やかな口調で丁寧に話されています。



反乱の中でのグルシェとシモンのいい雰囲気な場面では、
2人の惹かれ合う様子を「磁石の法則」とおっしゃっていたり。なんだか面白い言葉が飛びかっていました。




追っ手を逃れたグルシェが兄の家にたどり着く所、お兄さんとその奥さまの登場です。

ちょっとコミカルな場面でもありました。



1978年初演され当時こんにゃく座の新しい可能性を切り開いたというこの作品をよく知らない私。
白墨の音楽を初めて聴いたのはオペラ塾の発表の時で(2年前でしょうか)、あの時は音楽の生命力というか力強さに驚きました。
改めて聴くと…やっぱりすごい。38年前にこんな作品が世に出ていたんだなあ、本当に大きな衝撃の波を起こしたのだろうな。
こんにゃく座と出会ってからというもの、光さんと萩さんのオペラの素晴らしさには圧倒されっぱなしです。

今回の再演は元々ピアノオペラとして光さんが作曲されたものに、萩さん、吉川和夫さん、寺嶋陸也さんの3人の作曲家がプラス木管アンサンブルに編曲されて新しく生まれ変わった白墨でもあります。
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの楽士さんたちがここに加わって、さらに壮大なスケールのものとなるでしょう。楽しみでなりません!
今日は坂手さん(演出)がお休みなので、音楽監督の萩さん中心の立ちながらの音楽稽古。
一度立って稽古したものをもう一度音楽に絞って稽古していくのは、物凄く重要不可欠な稽古なのです。それに、役者も見逃していた新たな感情、新たな 間、新たな相手役との交流、新たなピアニストとの阿吽を発見する事が出来るわけです。
例えば、領主夫人というエキセントリックなキャラクター作りに豊島は果敢にチャレンジしているのですが、ここ数回の立ち稽古で夫人の陰鬱な面を強く出そうと歌い演じてました。あっこのやり方は誰もやってない夫人像が見えるなあ、面白い!と私は思ってたのですが、音楽監督から「それでは音の迫力が全く感じられない」と一刀両断な駄目出し!
そうなんです。芝居についつい没頭していくと、音が欲しているスケール(あるいは情感作り)が見えなくなる事がままあるのです。
この日、音楽監督の叱咤がたくさん飛び、自分たちの歌を見直すとてもいい時間が過ごせたのでした。
おやおや?
なにやら楽器の練習が始まりました。



スネアにシンバルにトムトム…


今回は役者も楽器を演奏する場面があるんです~!
どんな場面で演奏するのか、さりげなかったり、一瞬だったりする事もありますので、お見逃しなく!


この方も張り切って練習してます。



物語り歌手役の梅さん


演出の坂手さんは、まっさらな状態から稽古の中で発見したことをいろんな角度から話されます。その話しがとても面白いです!深くてユニークで、僕たちを凄く刺激します。
そして、さらに面白いのは、話の合間にさりげなくジョークもまじえること。真面目な話しをしてる中、「…そんなことをしてはダメよダメダメなんですね…」とか、「グルシェの心がグルグルして…あっ今のシャレじゃないですけどね…」とか、さらりと言うのがとてもお茶目です。若輩者の僕が言うのもなんですが。


坂手さんは、グルシェが赤ん坊を助けたのは、それが正しいからではなく、けものとしての本能がそうさせたのではないかと話し、それが僕の心に強く響きました。
僕はグルシェのお兄さんを演じるのですが、赤ん坊を連れてやってきたグルシェを、何の事情も知らないまま、家においてやる気持ちと少しつながったような気がしました。
お兄さんは少ししか登場しませんが、大事に演じたいです。


ますます稽古が楽しくなりそうな予感!!


医者やグルシェの兄などを演じる佐藤久司
舞台装置を組んで2日目。
迫力に圧倒されます。
今日初めて装置を見た萩さんは、ご機嫌でてっぺんまで登ります。この装置の上までスリッパで登るとは流石です。



この稽古場にディカプリオがいたら、後ろから腰を支えていたに違いありません。

さて。今日は衣装合わせです。
宮本さんデザインの衣装、とてもステキです。


キレイ。



カッコイイ!



カワイイ。

今日のところはモノクロで。
色をいろいろ想像しながら、ご覧下さい。

お気に入りの一枚。


お茶目な領主。

稽古は、全体をザーッと通して、2クール目。アタマから丁寧に返していきます。
装置や道具や歌や言葉。いろんな制約がありますが、それを逆手にとって表現に出来れば、と思っております。坂手さんだけに。面白くありませんね、すみません。




昨日は稽古がお休みでした。
そのお休みの時に、演出部スタッフの皆さまが稽古場に(仮)舞台装置を立て込んでくれました。
それがこちらです。


なんということでしょう。素敵なフローリングが。

そして、スペースを有効利用してちょっとした待機スペースが出来ました。


あらまあ素敵。

今回の装置は足腰が鍛えられそうです。稽古場にいながら、軽いハイキングが味わえそうです。
その装置の全貌は…
ご想像ください。
本番をお楽しみに。
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